第五章


人は何を求めるのか

果てしなく広がる、澄んだ青…

この場所から出られるのか…

逃げ惑う人々

今は…魚介類…

全てがむなしくて、誰もが夢だと願う

やっと見付けた……出口への、一筋の光……

けれど…

出られなかった……

ただ……見ることしか出来ない

人間界の光…

辛くて…悲しくて……

今までを、後悔した

こんな人生ならと、誰もが諦めた…

だが…諦めて何になるのか…

たった一つの…頼みの綱も…

  消えてしまったようで

ただ…辛かった…