第零章

物語
二人の・・・いや、二匹の水の世界からの脱出を目指す冒険物語。
少し切なく、悲しい物語。


ただただ蒼を見上げ、外の世界に憧れた。
あの先は、自分が本当にいるべき世界のはずなんだ。


※イラストは、随時公開予定。もうしばらくお待ち下さい。
※キャラ整理も少し途中なので、随時追加していきます。

コルア=フレイム
-水の中だって?何を根拠にそんなこと言うのか知らないが、そんなバカなことあるわけないだろ?…第一、俺は人間だ!-

元フリーファイター。賞金首を狩るのを仕事にしていた。
気付けば、水の中という信じがたい世界にいた、本編主人公。

フェル
-僕を…この海の出口まで、一緒に連れていってくれませんか?-

臆病者な、第二の主人公。
愛する者の元へ帰るため、水の中からの脱出を試みる。


リビア=デフォルト/リーシャ
-私は…・・神に仕える身であり、ここを、滅ぼす者…・・-

過去、悪魔に魂を売り、一人で脱走を試みた。しかし出ることは叶わず、神と呼ばれる存在に魂を封じられる。
その後は、周りからは裏切り者と罵られ、人魚の落ちこぼれと呼ばれている。

アルファー・ラシルド
-…私にも名前がありますわ…悪魔の声だなんて呼ばないで下さる?-

リビアが魂を売り渡し、契約した悪魔。リビアの心の中に住み着いている
黒髪の綺麗な女性だが、姿を見たものは二度と戻って来ないとか。


クラブ=デール
-・・・今の俺は、幸せとかにゃ興味ねぇ・・・。ただ・・・普通に生活出来りゃ、それでいいんだ・・・。-

シーランドのPUBを経営している半漁人姿の店長。
もう長い間水の世界にいるらしい・・・。


キレンダ=マーテル
-焦らなくても…私は逃げませんよ…・・。-

占い師。
クルッサムの町に突如現れた。謎が多い人魚。



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