物語
この作品は、-Black world-と対を成す表の世界。白の世界のお話。
こちらは明るいけど、どこかおかしな不思議な世界の物語なので、過激な表現は出てきませんので、安心してお読み下さい。
まるで、おとぎ話の世界。
けれどそれは現実で・・・裏切りと悲しき思いが入り混じる。
アル
-アタシの名前は、アリスじゃないわ。アルよ?-
本編主人公。周りからは二代目アリスと言われる。
何故自分がこの場に居るのか、理由も分からず、魂を封じられる。
しかし、自分の居場所じゃないという直感だけを信じ、この世界の出口を目指す。
ライト(白兎)
-アリス・・・そんなに、僕の元へ戻るのが嫌なのかい?-
片手に時計を持ち、いつも急いでいる白ウサギ。
アルに対して過剰な程の執着があるが、彼女を導く役目も持っている。
まぁ、当の本人は彼女をこの場に留める為、様々な策略を目論んでいる。
ランサー=フィオーレ(時計塔管理人)
-ココは・・・不思議の国だ。-
時計塔に住む管理人。この世界の時を管理しているらしい。
彼が扱う時計には魂が込められており、人々の魂を自由に改造したり出来る。変な人。
グレイ=フロンティー(謎の帽子屋)
-俺はお茶をこよなく愛す、ただの帽子屋。-
お茶が大好きなイカレ帽子屋。
いろんなお話をしてくれる。
助けてくれたり、罠にハメたりと、良く分からない人。
ラクティス(チェシャ猫)
-へぇ〜・・アンタ、アリスって言うんだ。前にココに来たマスターと同じ名前なんだね。-
いつも笑顔で、どこからかアルを見ている猫。
アルが苦労しているのを楽しんでいる模様。しかし、助けてくれたりもする神出鬼没な猫。
カール(三月ウサギ)
-ねぇねぇ!アリス!今日も一緒にお茶会行くでしょ?-
お喋りで、よく喋る明るいウサギ。白兎をもの凄く嫌っている。
アリスとお茶を飲むのが大好きなようだ。
ヤマネ(眠りネズミ)
-眠い・・・僕、もうダメ・・・。-
いつも寝ているネズミ。チェシャが大嫌い。
でも、時に寝ながら起きていることも。
エース(ハートの騎士)
-へぇー・・・アンタがアリスか!なかなか可愛いじゃないかっ!-
この国の騎士。
いつも笑顔な好青年だけど、どこか抜けてる天然男。
ただ、剣の腕だけはもの凄く良い。
リコ
-アル姉さん・・・行ってらっしゃいませ♪-
アリス堂の管理人。
様々な異世界へと、迷い人を案内する役割を持っているが、当の本人は"夢を実現するオミセ"と名乗っている。
実際の所、アルを導いたのは、彼女だとか・・・そうでないとか?